Roll Pot

Roll Pot

日光のさす方向へ向きを変えて

鉢皿の内側のみ色化粧土が施されています

鉢底を丸く仕上げた回転させやすい構造

Roll Pot

植物に優しい、植木鉢と鉢皿の新しい関係

鉢皿を軸に植木鉢を回転させ、日光の差す方向へ自由に角度を調整することができるプランターです。素材感を生かしたカラ焼き仕上げで、優しい風合いをお楽しみいただけます。多肉植物の寄せ植えなど、インテリアに合わせてセレクトして。

向きを変えると見える景色も変わります。回転させやすいよう丸く仕上げた鉢底を鉢皿が包み込む存在感のあるデザインです。

Roll Pot

 

STORY|水玉の色化粧土を受け継ぐ

植木鉢の回転を受け止めるボウルのような鉢皿の内側に施された深い色合い。実はここに、肥前吉田焼の代表的な商品である水玉の茶器に由来する素材が受け継がれている。

水玉の土瓶
色化粧土を生地に塗り、掻き落とし技法で削られた水玉模様の土瓶(本焼成前)

水玉の白を際立たせている藍色の発色は、呉須(ごす)と呼ばれる顔料によるもので、一般的には染付の絵の具として直接生地に色をのせる。しかし水玉の茶器の藍色は、そのまま生地に塗った発色ではなく独特な製造方法がとられていた。陶土に呉須などを混ぜてドロドロにした色化粧土を生地に塗るのだ。その後、掻き落としという技法で表面を丸く削り、水玉を描き出す。

Roll Pot
Roll Potの鉢皿(左)には、水玉の茶器と同じ色化粧土が施されている

今回、Roll Potにもこの呉須を含んだ色化粧土が用いられた。しかし、水玉の茶器のように鮮やかな藍色の発色とならないのはなぜか? そこには仕上げ方の違いがあった。水玉の茶器の場合、透明な釉薬をかけて本焼成するが、Roll Potは無釉(カラ焼き)で仕上げる。これにより発色もテクスチャーも変わるのだ。そんな違いを楽しめるのもやきものの奥深さのひとつだろう。水玉の茶器の伝統技法を受け継ぐ窯元ならではのものづくりだ。

 

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商品名Roll Pot
ロールポット
価格鉢+鉢皿セット: 10,000円(税抜)
サイズ鉢: φ155×H128mm
鉢皿: φ192×H76mm
品番8-R-W
素材磁器(無釉)
デザイナーmidi / 今村 俊太・水口 正夫
窯元副千製陶所

肥前吉田焼デザインコンペティション 準グランプリ受賞

\デザイナーからひとこと/

RollPotは使う人自身が鉢を回転させて光を偏りなく植物に当てて世話をするための磁器プランターです。
鉢皿上面は焼き上げると濃紺へと変化する化粧土を刷毛で仕上げており、手作業の質感が魅力的な仕上がりになっています。(midi / 今村 俊太・水口 正夫)

お問い合わせ
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注意事項

<陶磁器の特性>
陶磁器の原材料である陶土や釉薬は、天然原料を使用しているため、特性上、若干のゆがみや表面に黒い粒状の点、釉薬のむらが出ることがありますが、素材の特性としてお楽しみください。
<取扱い上の注意>
自然の風合いを楽しんでいただくため、釉薬をかけないカラ焼きという技法で製造されています。特性上、汚れが付きやすいことはご了承ください。
また、植木鉢を動かす際、濃緑色が施された鉢皿の内部とこすれることで、若干の色移りや鉢土などがこすり付くことがあります。最小限に抑えるためには、植木鉢を軽く持ち上げながら角度や向きを変えることをお勧めします。

取扱い店舗

・肥前吉田焼窯元会館